TOPニュース > リバネスキャピタル、北陸先端科学技術大学院大学 中野さんと共同プロジェクトを開始

ニュース

リバネスキャピタル、北陸先端科学技術大学院大学 中野さんと共同プロジェクトを開始

2025.08.01

株式会社リバネスキャピタル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池上昌弘)は、2025年4月19日(土)にセンターオブガレージで開催された「アド・ベンチャーフォーラム東京(以下、本イベント)」に参加し、本イベントにて出会った北陸先端科学技術大学院大学の博士学生の中野さんと共同プロジェクトを開始する運びとなりました。

中野さんは、本イベント内でのディスカッションを経て、弊社との共同研究に興味をもち、アド・ベンチャー奨学金に申請・採択されました。
これから弊社とともにベンチャー企業の持続的成長に向けた研究を進めてまいります。

 

<採択テーマ>
ベンチャー企業の持続的成長に向けた企業の歴史意識構造化手法の提案
研究者:北陸先端科学技術大学院大学 中野和久

以下は、学生からの奨学金申請内容となります。

【連携内容】
ベンチャー企業は成長志向とリスク選好を示す一方、倒産率が高い特性を有する。先行研究では歴史意識が企業の長寿化に寄与し、長寿企業では家訓等で歴史が形式化されている。本研究では、形式化の1つの形としてベンチャー企業向けの歴史を記述するための歴史意識構造化手法を構築する。この手法の構築により、ベンチャー企業が困難な時に貢献する意思決定基盤を形成することで成長につながる手法の開発を目指す。

【申請理由】
申請者はこれまで、経営学の領域において、ベンチャー企業を含む中小企業の持続的成長の実現に関心を抱き研究を進めてきた。しかし、既存の経営学研究においては、理論的示唆を重視するものが多く、実務面で活用できる手法の開発が停滞している状況である。本奨学金制度は、企業との連携を通して現場に介入しながら、経営手法の構築を行うことを可能とする。この制度は、まさに私が望む実際の中小企業経営に生きる経営手法の提案という目的の実現に適したものであると言える。

【将来のビジョン】
この活動の目標は、ベンチャー企業の歴史を構造的に記述するための記法の開発である。また、リバネスキャピタル様にとっては、構造的に表現した歴史をベンチャー企業の価値を示すブランディングのためのコンテンツやベンチャー企業支援に活用できるツールとして企業の歴史意識構造化を使えるようにすることを目標とする。


今後もリバネスキャピタルは、課題解決を目指し挑戦を続けるベンチャー企業の成長に資する仕組みづくりを続けてまいります。

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn
  • Line
記事一覧 →